編み物を仕事と意識してから、早39年になります。
家事、子育てなどをだいぶ手抜きながらこなし、
自分をまじまじと見直す年齢になりました。
ニッターさん、縫製のスタッフにお手伝い頂きながら、
好きな色、好きな形、好きな手触りを形にし、
年に数回見て頂く・・というマイペースな年月を重ねてきました。
まだまだ大好きな手仕事を続けていきたいと思っています。


初めての展示

初めて作ったものをお店に置いてもらうということを経験したのは、まだ学生のころでした。
友人が働いていた原宿のお店で、売れたよ〜と連絡を貰ったときは本当に嬉しかった!
その頃の原宿はまだまだ静かな街でしたが、最先端!でしたから。
初めてのデパートへの出展は銀座松坂屋でした。
新聞で、手作り展への募集を知り参加しましたが、
小さなワゴンも一杯にならないような状態でした。
でも私には大きな一歩だったと思います。
手作り展へは楽しくて随分参加し、そして今に繋がる出会いが沢山ありました。
初めての個展は、西千葉の藍染めのお店でした。
点数も少なく、30点位だったでしょうか、遠くから友人・知人が来てくれたり、
近所の方が買ってくださったり、応援して頂きました。
昨日のことのように思えますが、もう何十年!も前のことです。
デパートでの初めての個展は、船橋西武のギャラリーでした。
デパートで出展の場合、店頭に立つ前に講習があります。
販売員は白いブラウスに黒のスカートにパンプス・・・という様な指導があり、
初日にそのいでたちで待機していたら、どうしたの?と言われてしまいました。
パンプス・・・でなくとも可で助かりました。
デパートで初めて作品が売れたときも感激しました。
こんなに沢山の品物の中から自分のものが!という驚きです。
今でももちろん、すごく嬉しいです!


初期の作品

このセーターは、素材や色違いで
長いこと定番で作っています。
そのときに手元にあるいろいろな素材を使うため、
毎回見事に違う雰囲気に出来上がります。
沢山糸がぶら下がるので、ニッターさん泣かせですが、
どれもすばらしい出来上がりです。
この写真はビデオカメラの静止画像なので、
なんともレトロな雰囲気になりました。
場所は、すごい山の中!のようですが、自宅近くです。

この写真も同じ場所。
車にアイアンの服掛けとセーター・スカートを積んで
ホンの5分ほど。
どうか・・・誰も来ません様にと祈りながら
こそこそっと撮った割りにいい写真!です。
(あ〜、自分の影まで写ってる・・)



展示の履歴 (順不同 敬称は略させて頂きました)

ギャラリー

Kくらふと (盛岡)

風色の頁 (仙台)

瑠璃門 (横浜)

シャンペイトル(東京)

三角テーブル (千葉)

ギャラリーつつい (東京)

一草庵 (愛知)

工藝サロン梓 (藤沢)

くらしのギャラリーちぐさ (福知山)

ギャラリー とうべぇ(京都)

住吉倶楽部 (神戸)

ギャラリーカフェ風草 (千葉)

ギャラリー近江 (東京)

一口坂ギャラリー (東京)

GINZA GALLERY HOUSE (東京)

GALLERY TOGEISHA (東京)

茶の実倶楽部 (東京)

ギャラリー モーツァルト(東京)         

デパート

横浜髙島屋 日本橋三越本店 銀座三越 千葉三越 銀座松屋 銀座松坂屋 

上野松坂屋 池袋東武 東急東横店 新宿小田急 小田急ハルク 新宿京王 

船橋西武 新潟三越 筑波西武 千葉そごう 玉川髙島屋 横浜そごう 池袋西武本店

柏そごう


アトリエ・エクリュ ミニギャラリーショップ

1998年オープン、アトリエ・エクリュのミニギャラリーショップはこんな風になっていました

不定期でしたが展示会向けの作品とアジアの雑貨などを自宅で見て頂いていました。 


アトリエ・エクリュ プラス 始動

アトリエ・エクリュ プラス 
2011年3月8日(火) 12:30〜OPEN

事務所利用可という駅近のマンションの一室。
ここで何が出来るのか?何が出来ないのか?
随分迷いました。あ〜でもない、こ〜でもないと試行錯誤し、
やっとなんとか形になりました。
これからも、あ〜でもない、こ〜でもないを繰り広げます。

2013年8月閉店

現在は自宅兼アトリエで仕事をしています。